何かあるたびに大騒ぎする夫…胆石発作の時はそれはそれは大変でした。

経験してみてわかったこともあるので、忘れないうちにまとめておこうと思います。

その後のことなど随時追加していきますので、良かったら参考にしてください。

 

胆石になっちゃった夫…一連の流れを振り返る

 

多分、ずいぶん前から胆石はあったんですよね。

転げまわって痛がるようなことはなかったですけど、時々不調を訴えるときがありました。

ちょっとでも異変があるとすぐに騒ぐので、適当に受け流してまともに聞いてあげなかった私が悪いかも。笑

胆石は予後が良い病気ですが、病気のことを知ってきちんと対処するのが大切だと思いました。

 

胆石発作から胆嚢摘出まで

ある日、夜中に痛みを訴えて救急搬送された夫。

胆石だとわからずに右往左往した日々を経て、胆嚢を摘出する手術をすることになりました。

駆け足ですが、振り返って書いたのがこちらです。

文中に各記事へのリンクがありますから、詳しく知りたい場合はそちらをご覧になってください。

 

手術は腹腔鏡下手術でしたが、手術当日はとても痛がっていました。

全身麻酔から徐々に意識が戻るのですが痛い~痛い!とず~っと言っていましたね~。

ちなみに私は痛かったり苦しい時は一人になりたい方ですが、夫はそうではないようであれしろこれしろとうるさく、なかなか帰らせてもらえなかった。笑

 

でも、翌日からは嘘のように元気になってスタスタ歩き、暇つぶしが大変だったようです。

 

胆石の原因は?食べてはいけない食べ物ってある?

夫の胆石は8個もあり、胆嚢は炎症を起こしてひどい状態だったそうです。

常に深夜まで仕事に追われているので、食生活はお世辞にもよいとは言えませんでした。

しかも時間がなかったと言って、ものすごい深夜(2時とか)に帰ってから夕食を食べたりしていたので…食べ物のせいで胆石になったんだろうか、と私はちょっと自責の念にかられていたのです。

文中にも書いてありますが、私は病院の主治医に何度も原因を尋ねたのですが不明ということで終わってしまいました。

胆石にも種類がいろいろあり(石の成分が人によって全然違うんですよね)一概にこういう人が胆石になるんだよ、とかこんな食生活だと胆石ができやすいよとか断言はできないそうです。

取った胆嚢は病理検査に出したけど、胆石そのものは記念にくれたので(何の記念?)詳しいことはわからないままです。

 

ただ、昔から夫は内臓脂肪が多くて、脂っこいものや甘いものが大好きでした。

同じような嗜好の人は注意した方がいいですよ、ということだけは言えるかもね。

 

一般的に、胆石になる人はこんな人が多い…という傾向はあるようで、調べてみたら残念なことにえ?それ私じゃん!って人だったのでビビりました。

夫婦で同じ病気になるのはすっごくイヤなので、今後も気をつけたいと思ってます。(マジで 笑)

 

退院直前の食事指導では、こんなアドバイスがありました。

思っていたよりもずっと緩く、退院後の食事制限なんかもなくて逆に不安になるくらいでした。

いいの?もうそんな普通に生活しちゃっていいの?って感じでしたね。

でも結局、退院後の食事で腹痛に苦しむってことはありませんでした。

 

時間がたって思うことは、やっぱり胆嚢があるときに比べて脂ものの消化が弱くなっているということ。

キャパオーバーだった場合、食事の本当にすぐあとにお腹を壊すことがあります。

ただ、うちの夫はもともとお腹が極端に弱い人なので参考程度に考えてくださいね。

普通に生活していて困ることはあまりないと思いますから。

 

そんなわけで、食べ物が悪かったせいで胆石ができたのかもしれないと思った私は、その後いろいろ調べてみました。

文中で、おすすめ食材、控えた方が良い食材を紹介しているのでご参考まで。

 

調べたというのは具体的にはま~図書館や本屋さんで見たりとかネットとかですね。

調べた内容から私が感じたことをざっくりまとめると、高脂血症やコレステロール過多の人が控えている食べ物は胆石経験者も控えめにした方が無難だなと思いました。

 

ただ、食事指導のときに栄養士さんにも聞いたんですが、これは絶対にダメ!という食品は特にないようです。

逆にこれはいいよ~!と言われているようなものでも、取りすぎると良くないとか。

好きだから、体にいいからというので『ばっかり食べ』をするのがいちばん良くないそうです。

 

負担の少ないものをまんべんなくとるのがいいと思います。

うちの夫、好き嫌いが多いんで苦労してます。。。

 

手術から一年後、食事のことについて書いてます。

ま、見ていただけばわかりますが…たいした食事作ってません。笑

なるべくこってりしないようにだけ、気をつけてますね。

 

これをまとめている今は手術から1年と9ヶ月経っています。

本人はもう全然気にしてません。

なんなら忘れているかもしれない…あ、でも別の理由から忘れられないかも。( ̄m ̄〃)

 

食べ物も好きなものを食べていると思うし(家で食べる日は一応それなりのものを出しますが)、アルコールももう全然セーブしていないと思います。

喉元過ぎれば熱さを忘れるとはまさにこのことだと夫を見ると思うんですよね。。。

 

胆嚢を取ってしまったら、もう痛むことはないの?再発は?

悪い場所をまるっととってしまうんですから、普通に考えて痛むことはないのでは?と思いますよね。

ただ私が見たところ、手術をしてしばらくは不安定でした。

具体的には一年後くらいまででしょうか。

 

胆石症って、胆嚢をとってがんがなければもう安心!みたいな扱いで、夫の場合は一度検診があって確認すればもう治療終了で、経過観察すらない状態だったので逆に不安でした。

 

診察しようにも、もう胆石も胆嚢もないからってことみたいですが…まれに残った胆管とかに再発することもあるなんていうのを聞いたりすると怖くて。

 

実際、術後一年くらいに大騒ぎで腹痛を訴えたときがあったんです。

結局よく噛まないで食べ過ぎたのが悪かったみたいでしたが、本人も周りもすわっ再発!と青ざめた出来事でした。

 

今はもう腹痛を訴えることもなくなりましたが、長い人だと2~3年後でも腹痛に悩むことがあるとか。

原因がはっきりしているときもあるし、心因性の腹痛を起こすこともあるようです。

気になったらすぐにかかりつけのお医者さんにかかるのがいちばんですね。

ただ、そういうこともあるんだっていうのを頭に置いておくと気持ちが楽になるかもしれません。

 

人によってはこんなこともある…

夫もそうでしたが、今は胆嚢の摘出手術は腹腔鏡下手術が多いので手術の傷も少なくて済み、身体の負担も少ないので安心していられます。

 

でも、夫の場合は手術してから1年半も経ってから思いがけない悩みができてしまいました。

 

本人は少しずつ気になっていたのかもしれないんですけどね。

私は本当にもう青天の霹靂という感じでビックリしましたよ~。

なんかね、この後もピキピキするとか大きくなったとか騒いでいますけど。

 

会社で健康診断があったそうんなんですけど、一回お医者さんにかかったら?と言われたとかで凹んでいました。

でも私からもさんざん言ってはみましたが、命に別状はなさそうだからと病院に行く気はまだないようです。

怖がりなので、痛さがもっと出てきたら(場所柄、擦れるみたいで)ビビって行くかもしれません。

 

この件は進展があったらまた追記しようと思ってます。

 

胆石症と言われて悩んでいる方、手術を控えている方などのお役にたてば嬉しいです。