こんにちは。香里です。

 

この前もちょこっと書きましたけど…大人の

階段ならぬ50の階段を昇ったら、なんか今ま

でと景色の見え方が違ってきてしまった。

 

あと、相次いで身近な人を見送ったのもある

かもしれないんですけどね。

 

迫りくる老後に自分はどう向かいあっていく

の?って自問することが多くなった。

 

 

Contents

老後の不安って具体的にどんなもの

 

 

経済的な不安

 

50代の約8割が老後に不安を持っているという

調査結果があるそうです。

 

楽しみって人も中にはいるかもしれないけど

ま~不安しかないよね…少なくとも私は。

 

具体的な不安の要素としては、やはり経済的

な困窮が一番かな。

 

うちなんて、息子の教育費その他に思いっき

り突っ込んでいるので…これから定年までの

間に巻き返せるかが本当に不安。

 

老後の生活に入るまでに3,000万円ないと破綻

するっていう話も聞くけど、今その数字に現

実味は感じられないです。

 

老後の3,000万円よりも目の前の300万円って

思ってしまう。

 

今を乗り切らないことには老後はないって考

えちゃう。

 

子どもたちの教育費が一段落したら、しっか

り蓄えなければって意識はもちろんあるよ。

 

それでも不安は募るばかり。

 

遠い先まで見通して、計画を立てないとと思

いながらも実際は目の前の出来事に振り回さ

れているだけの状態です。

 

健康に対する不安

 

若い時は、わからなかった健康の不安。

 

自分の身体が自分の思い通りにならないって

とても怖いです。

 

自分の面倒を自分で見られなくなる日が来る

なんて思いたくないけど。

 

働ける間は老後もガッツリ働いてって思うけ

ど、身体が言うことを聞かなければそれもで

きないんだもの。

 

しかも、どんなに蓄えがあったとしても、健

康を損なったとたんに豊かな老後は終わる。

 

どんなに計画していても備えていても、病気

になったら自分の希望はなかなか通らない。

 

病院の都合に合わせて生きなければならなく

なってしまう。

 

最後まで自分自身でいたい。

 

それが叶わないことが往々にしてあることも

よくわかってるけど。

 

相次いで身体の不調を自覚するにつけ、焦り

が募ります。

 

結婚生活の存続の不安

 

これ、地味に大きな不安だったりします…。

 

⇒前に書いた老後資金や将来への不安の話

 

お互いに努力しなければ、なかなか難しいもの

があると思うんですよね。

 

うちなんて、子はかすがいっていうか子どもだ

けが共通点みたいな感じなんで、子どもたちが

巣立って行ったあとってなんか残ってんのかな

って我ながら不安になります。

 

自分のことなのに情けないですけど、本音。

 

そして、相手は究極の自己中だからなぁ。

 

でも、子どもたちのためにもこの形態がベス

トだとは思っている。

 

私も相手も一人じゃやっぱり不便だし、不完

全なんだと思う。

 

まぁ、手は上げないし、ちゃんと稼ぎも入れ

てくれて基本真面目だからありがたい。

 

それは思うけど。

 

基本的に全然合わない二人が四六時中鼻を突

き合わせていたらトラブルは避けられないと

思うと憂鬱でたまらないです。

 

多分、結婚する前から合わないことはわかっ

ていたはずなのに、どうしてそれは問題ない

って思っちゃったんだろう。

 

それは男女の違いとでも思ったんだろうか。

 

自分が努力すれば何とかなるとでも思ったの

か…。

 

若いころの自分に思い上がるなと言いたい。

 

自分を曲げることもできないくせに、他人に

合わせられるなんて、安易に思うなよって。

 

ただし、そういう勘違いや勢いがなかったら

多分一生結婚できなかったし子どもたちにも

会えなかったからなぁ。

 

どちらにせよ、これから歩み寄るには、より

一層の努力と忍耐が必要になるかも。

 

年々我慢ができなくなっているのに、大丈夫

だろうか…自信はないですよ普通に。

 

ひとりで老後を生きることへの不安

 

結婚生活の存続に不安を抱えている私ですが

ひとりで生きていくことに不安を抱えている

人も多いわけで。

 

つい、自分のおかれた状態でばかり考えてし

まうけど実際ひとりで老後に立ち向かうのは

心細いし本当に不安だよなぁと思います。

 

経済的な面でもひとりだと不安が大きいかも

しれないですね。

 

健康面に不安を抱えている場合は特に心細い

と思いますし。

 

文句を言いながら、私は夫に依存している部

分が大きいのだろうと思います。

 

 

そんなに残された時間がない

 

50代になってみて、強烈に思うこと。

 

もう、そんなに時間がない。

 

私、40代でがんになっているので、もともと

自分に有り余るほど時間が残ってるとは思っ

てないんですよ。

 

40代の頃は、だから子どもたちのことだけを

考えて突っ走ってきたの。

 

ここであの子たちの成長を見ないで先に逝く

わけにはいかないと思って。

 

自分の目で必ず見届けるんだってそれだけを

考えて生きてきました。

 

あの子たちが夢中になることを全力で応援し

てきてしまったから、ちょっと片手落ちにな

ってしまったことも多いけど(息子の勉強と

か…泣)まずまず悔いはないです。

 

まぁ、病気の方はずいぶん時間もたったし、

再発はあんまり心配してません。

 

それに心配したからってどうなるものでもな

いってもうわかったからね。

 

ただし、体質的にがんになりやすいんだろう

し更年期でもあるし、いつ何が起こっても別

におかしくないとは思ってます。

 

もともとそう思っていたけど、50代になって

強烈な時間ない感、にさいなまれるように。

 

ずっと続くものなんて、何ひとつない。

 

本当に大事なものを心ゆくまで味わっておき

たい。

 

もううわべとか、建前とかいらないの。

 

でも朽ち果てるように死にたくない

 

だけど、老いに任せて朽ち果てるのはイヤだ

とも同時に思うんですよね。

 

最後まで、自分は自分でいたいって強烈に思

うし。

 

自分にとって自分って若い時の自分だと思う

から、あんまりかけ離れたくない。

 

まぁ、どの時点が若い、かは難しいんだけど

ね。

 

心身共に自分を自分が支配できる状態、の時

ってことかな。。。

 

自分が思っている自分でい続けるために、老

け込むのは避けたいと思うんですよね。

 

しばらくはあがいていくのだと思います。

 

理想の老後って手に入れるのはなかなか難し

そうですが、ガマンだらけの老後なんてゴメ

ンだからもうちょっと模索したい。

 

理想の老後ってどんなんでしょうね。。。

 

どんな老後を考えてますか?