こんにちは。香里です。

 

全然書けていないけど、相変わらず自治会も粛々と出てまして…実家にも通っているのでけっこう忙しい毎日ではあります。

 

自治会の役員も大きな行事がだいぶ終わった感あります。こないだ運動会も終わったし。

先日、自治会主催の敬老の集まりの手伝いをしてきたんですけど…ま~圧倒されました。いやはや。笑

 

 

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まず、地域にこんなに老人がいたんかいっていう…

私が所属している自治会の規模でこんなに75歳以上がいるんか~いって。

ひとつの丁目で構成されている自治会なんですけど、世帯数にするとざっくり1000世帯いくかどうかってところ。

で、75歳以上の高齢者の方が100名くらい参加したんですよ。けっこうな数だよね。

 

ちんまりした自治会館がギュウギュウ詰めなんですもん。

 

開始時刻の30分も前からぞろぞろと集まり始める人々。

 

準備の集合時間はえ~わ…なんていつものようにグチグチ文句言ってましたが、いやいやこんなんじゃ間に合わないって全然。

私、自治会活動推進派じゃないもんでどうしても否定的な目でみてしまうんですけど、みんな嬉しそうに集まってくるんですね。自分のものさしでものごとを計るのは良くないかも…と少し反省。

 

まあまあの田舎なんで、いつもの恰好でふら~っと来る人ももちろんいますけど、絶対この日のためにあつらえただろうという晴れ着(着物はいなかったけど)で来る人もたくさん。

中にはグレイヘアに原色のワンピースをさっそうと着こなしてヒール(ローヒールだけど)鳴らして…なんて人も。すげーわ。。。

 

長寿だの老人だのと枯れた先入観で見がちだったのが、どうして100人も集まればすごい熱気ですよ。

 

パワーがハンパないの。出し物をしてくれる人自身もお年寄り(と言うのがはばかられるような若々しい人ばかり)なんですけど、みんなとても華があって圧倒されまくり。

 

カラオケだの楽器だのダンスだの…みんなレベル高すぎ。

お酒だってぐいぐい飲むもんだから、なかなかの盛況でしたねぇ。

 

長寿の集いは地域限定の濃厚コミュニティ

とにかく濃い。めっちゃ濃くて熱い。

いまどきの75歳以上なんて、バリバリ車を運転してあっちゃこっちゃ飛び回る人も多いんですけど…でも多くの人が職場では第一線を退き、基本的には地域密着の生活をしているわけですよね。

だからね、すごいの。熱とか圧とか。笑

マウンティングもガンガンやってるし、なんか…老後もやっぱり人間はこうして群れて交わって生きるのかと思っちゃいましたね。

 

狭い町内だからさぁ…エリア内で確たるポジションを獲得するのってほんと大事なんでしょうね。ここで人気者になることが楽しい老後を過ごすための大きな要素だったりするわけだ。

 

枯れるなんてと~んでもない。いや…お見それしました。

 

市長さんがあいさつにやって来れば、あちこちで掛け合いが始まっちゃうし。とにかく元気。

まぁ、元気な人がこういう場に出てくるんだから当たり前なんだけど。

 

ちょうど同年代の親を持つ私にとっては複雑な思いをかみしめる一日になりました。

 

うちの母は『年寄りの会だなんて恥ずかしくて行きたくない!』って言いそうだし、父はね…。

でもきっと、この場にいても普通に受け答えできるだろうとは思うんだけど。

義母はたぶんおめかしして出席するだろうな~。そして『〇〇さんはほんとに若いわね!』とか言われてご満悦で帰る。笑

 

私たちが長寿の集いに出るころは

裏方をやりながら話してたんですけど、私たちの世代になったらこういう集いも様相がだいぶ変わるんでしょうね。

カラオケの曲も、選曲がポップスやロックになっちゃうかもね~なんて笑ってたんですけど。

長寿のお祝いをしてもらう年齢も80歳くらいにはなってそうだよね?って。昔は70歳くらいでお祝いされてませんでしたっけ?今って100歳のお祝いもちょっとずつささやかになってきてるらしいです。多すぎて。笑

いったい何歳くらいまで働くんだろうねぇ…なんてだんだんうすら寒い気分になってきたりして。

 

まぁ、その時なりの働き方をしていくしかない。

 

いや~ほんとちょっとカルチャーショック的な?敬老の会だったのでした。

もちろん帰ってから、疲れて居眠りですよ。お年寄りに完全に負けている。。。