こんにちは。香里です。

 

ここ数年、春が怖いです。

 

本当に何年もつらい春なんだよね。。。

 

何かしら息子の心配事があってさぁ。

 

心配して、気を揉んで疲れてへとへと。

 

今年も例にもれず、心の痛い春になりそうで

す。

 

母はつらい…そう思うけど、実は勝手に苦し

んでるだけかっていう。

 

 

Contents

何かあるたび平静ではいられない母心

 

blueMix / Pixabay

 

親バカとはよく言ったものだ…

 

小学生の子どもを持ったおかあさんなんかか

らすると、ギョッとするような親バカかもし

れないですね。。。

 

子どもって言ったって、もういい年をした大

人じゃん…ヤバいよ。

 

そうよね…だって私も昔、そう思ってた。

 

もう大きいんだから、自分で責任を取るよう

にしていかなきゃいけないんじゃない?

 

よ~くわかってるの。

 

アタマでは。

 

でもねぇ、うちの息子本当に次から次へと私

をどん底に突き落としてくれるんですよね。

 

なんでそんなことしちゃうんだろうかみたい

な突拍子もない決断とかマジ多い~の。

 

大きくなったら、自分で何でも決められるよ

うな子に育てたいと思ってきたけれど…いざ

大きくなってみたら、絵にかいたような親バ

カの自分がいるだけだった。

 

子どもはそれなりに成長していく。

 

もともと持って生まれた性分のまま大人にな

っていったよね…。

 

ほんと、親のできることなんて限られていて

親の思うようになんて子どもは育たない。

 

どんなに思い入れ深く育てたところで、その

子らしく育っていくだけ。

 

自分だってそうやって大人になってきたんだ

し、第一大して大人らしい大人になんぞなっ

てない。

 

でも、何かあるたびに盛大に気を揉む自分が

腹立たしいわけですよ~ 笑。

 

つまずいたり悩む機会を奪っちゃいけない

 

ついつい、先の先の先のことまで考えてしま

うからこんなに心配するんで、先のことは本

人のものだから親があれこれ言うものじゃな

い。

 

でも、できることなら先の先まで苦労するこ

となく生きていってほしい。

 

ついついそんなことを思うけど、なんなら苦

労だって本人のものなんだから、勝手に奪っ

ちゃダメなんだよね。

 

選んだ苦労もさせてやるのが本人のためじゃ

ないの…そう思うので、必死にいろいろ口を

出したい気持ちを抑えつける。

 

本当に困った時にだけ、手を貸してやれる親

でいなければ…と思う。

 

だけどそれが私には難しいの。

 

本人が…というよりは自分がつらい件

 

なぜかと言えば、本当は自分がつらいから。

 

傷ついたり、悩んだりしている子どもを黙っ

て見守るのがつらいから。

 

自分のこと以上に傷ついてしまうから。

 

母心と言いつつ、自分の痛みに耐えられない

っていうのが本音なんだよね。

 

情けない。

 

子離れできていない証拠。

 

せめて、親ぶって自分の希望を子どもたちに

押しつけないようにしなきゃ。

 

親の望んだように生きるんじゃもはやそれは

本人の人生じゃないものね。

 

あ~ちゃんとした親になるのってつらい。

 

車道に出ちゃダメよ!

 

遠くに行っちゃダメよ!

 

小さい頃は、わかりやすいし逐一言えた。

 

でも、もう自分で危ない道は判断できると信

じて手を離さないといけない。

 

 

こんなとき

 

大好きな長田弘さんの詩が読みたくなる。

 

あのときかもしれない

 

あのとき は息子にとっては今なのかもしれ

ない。

 

娘にとってはいつかなぁ。。。

 

親になるのはほんと難しい。

 

産んだだけで親になったつもりの、20年前の

自分に言ってやりたい。