こんにちは。香里です。
受験生の娘がいるので、先日塾の進学説明会に行ってきました。
なにしろ、うちの場合は兄妹全然違うので兄の時の経験は参考にさえならない…(´;ω;`)
そして、私大文系志望の娘…難化しているという最近の受験事情を一応聞いとかないとね。
先週から体調を崩してしまっていて、本当にこの暑い中出かけられる?と不安だったんですけど…。お悩みちゃんの娘を安心させるために何としても行かねば…と頑張りました。
ま~たいがいのことは何とかなるよね。いや、つらかったけど…。
今回は、塾の説明会に出席してその後考えたことなどを…。
Contents
ここ数年の受験生が強いられている状況
お世辞にも教育熱心とはいえない私ですら、さすがに耳にしている最近の受験の難化。
塾の説明によれば、問題自体の難化というより、各校の定員の厳格化で入れる人数が減っているのに対し受験生の方は毎年増え続けているため、どうしても合格最低点が上がってしまう…ということでした。
補欠合格も増えているので、望んだ大学に行けるかどうか本当に終わってみないとわからないとか。
塾の独自調査での具体的な数を提示されると、う~ん…とうなってしまいます。
数年前なら国公立も早慶も残らず合格している子と同じくらいの成績でも、今年は大苦戦している様子が表になっているのを見て思わず白目をむく。。。
こんなものすごい成績の子がこぞって本来よりも低めの学校を志望するわけで、その上に浪人生も加わっての大激戦が繰り広げられていると。
ん~マジすか。。。これはうちのお悩みちゃんがピリピリ、イライラしてるのもわかるわ~。
これは、志望校の選定もかなりじっくりしっかりやらないと挫折感にさいなまれることになりそう。
…とはいえ、受験するのは親じゃないので受験生本人が決めるしかないもんね。
厳しい受験状況で頑張る受験生の親は、どんなふうに接するのがいいのか考えてしまいます。
子の心、親知らず?親はうざい?こんな困った態度が子供を傷つける
連日塾で、近年のデータをもとにガンガン不安を煽られている受験生たち。
そんな受験生にとって、親はとてもうざい存在らしいです。
最近の状況を詳しく知らない親が、やいのやいのと言ってくるのがつらいんですね。
塾ではチューターさんたちがさりげなく受験生の声に耳を傾けてくれているそうですが、聞きかじったママ友情報から『〇〇ちゃんはこうしてるってよ!もっと頑張りなさい!』『あの大学がいいらしい。』なんて簡単に言う親にキレている受験生も多いらしいのですよ。
ま~心配ですからね…言いたくもなっちゃうんですが(私は逆に言わなすぎるタイプ)ささくれだった心に引っかかり、『親、うるさい!!うざい!!!』って親子の仲が険悪になってる家庭、多いんだそうです。
また逆に心配でたまらない受験生に対し、まったく親が無関心なのに傷ついている子もいます。あ…(;’∀’)
弱音をはいたら、『大丈夫よ~。』と軽く流されてマジうざいとか。笑
確かに本気で悩んでいるところに、根拠のない大丈夫!はしんどいですよね。これ私も気をつけないと!
親にしてみれば、もっと広い大きな意味での大丈夫♪だったりするかもしれないんですけど、受験生の子供にとってはまさに今この受験が全て!なのにそんな安いセリフ言うなよって感じになっちゃう。
かなりナーバスになってる受験生たちにとって、親の困った態度は悩みのタネなんですね。
ほかにも、こんな態度がモンダイらしい…。
- 兄弟姉妹とことごとく比べる
- 大丈夫なの?ちゃんと考えてるの?と自分の心配を押しつけてくる
- もう頑張ってるのにさらに頑張れ!と言われる
- 落ちたときの話を無神経にしてくる
- はるか昔の自分の体験でものを言ってくる
なんか…無意識にやりそう…っていうかやってそうで怖いですよね!
でもこの例って、新米母だったころの自分の気持ちとまるっとかぶりません?笑
自分の体験を…なんてまさに!今は昔と違うんだよ!いつの情報だよ!!なんてね~。
自分の母親から言われても腹立ちましたが、特に姑から言われるとハラワタが煮えましたわ。( ´艸`)
自分がされてとてもイヤだったことは、たとえ心配からでもしちゃいけないんですね~。
そして、母や義母が自分を心配してくれていたことが、今になって身にしみてわかるという…。深いな!子育て!
親がしてくれてうれしかったこと
身近にいて、たしかにうるさいしうざいのが親なんでしょうけど、いちばん考えてくれて助けてくれるのも親ですよね。
親(家族)がしてくれて嬉しかったことは、例えばこういうことだそうです。
・講習や受験の時に心をこめてお弁当を作ってくれた
・早朝や深夜に送り迎えをしてくれた
・模試で疲れ果てて帰ったら、大好物を作って待っていてくれた
・心配で弱音をはいたら、ただ黙って話を聞いてくれた
・家ではゆっくりできるように気づかってくれた
ほんとうに親からしたら、特別なことでも何でもないですけどね。
それこそ普段の定期テストの前だったり、部活の大会前だったり…そんなときも自然にしていたことですからね。
これは、塾の先生が卒業生のアンケートから例を出して話してくれたことですが、子供って日常的な小さなことに感謝してくれているんですね~。
ちょっと笑った例もありました。
慣れない経路で試験会場へ行くからと電車の指定席を取ってくれたので、ありがたや~と当日その席に座ったら、隣にお父さんが座ってたっていう。笑
ただこの生徒は喜んでいたけれど、イヤがる生徒もいますのでタイプを見極めてマネしてくださいねだって。
たしかにね…でもどんな子も当日は不安だろうから…反応はどうでも、内心嬉しいかもしれませんよね。
いよいよ受験も本番だし、いろいろ知識を詰め込んで帰ろうと思っていたのですが、親の守備範囲は日常生活なのね。いつも通り、を作り出すのが大事なんだと改めて思ったのでした。
進学説明会を聞いて思ったことまとめ
まぁ、うざい!うるさい!邪魔だ!なんて言いたい放題言われてしまいがちな親ですが、子供にとっては他に自分の不安や苛立ちを、こんなにストレートにぶつけられる存在はいないわけですよね。
うちの娘も噴火は控えめながら、内部のマグマはかなり煮えたぎってそうな恐ろしい形相をしております。笑
なんかね~私、娘を信じているし、どんな進学になってもきっと大丈夫って本気で思っているんですが、それ娘にとっては突き放されたようで不安な気持ちにさせてたかも?ってちょっと反省しました。
無関心に見えてたんじゃないかと…自分は親にとってどうでもいい存在って思ったんじゃないかなって。
これから先も、娘の選択や受験のあれこれについて口を出すつもりは全くありませんけど、これからは黙って心に寄り添うことを意識していこうと思います。
信じていることと、知らなくていいってことは全然違いますもんね。
きちんと正しい情報を得たうえで、黙っていつも通りに過ごしたいと思います。
あとね、びっくりしたのが塾の説明会に両親で来ている人が多かったこと。
あれ?場違いか?浮いているのでは?…とちょっと戸惑いました。
そこまで夫婦で来ている人が多かったわけじゃないけど、子供のことに関しては今までほとんどワンオペだったので…そうなんだ…世間はこんなに関心持って家族で受験に取り組んでいるのか…と思ったりして。
やっぱり若干うちは関心薄かったのかも…?
いろんな意味でいい刺激になりました。