こんにちは。香里です。

 

息子が大学やめてから、もうすぐ2ヶ月。

 

人に息子がフリーターになっていることを言えなくて困ってます。

 

う~んとね、見栄はってるとかでは全然ないんですよ。

 

もうやめてるのに、まだ行ってるってごまかしたいとかじゃない。

 

親の、というか私の心情を吐き出したくて。

 

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主義に反することをしている心苦しさ

 

苦しいんです。本当のことを言わない自分が。

 

私、墓場まで持っていけない嘘は基本つかない主義なんですけど。

 

つじつまが合わないことを指摘されるのが最もイヤなんで、もしつくなら責任もって墓場まで持っていきます。

 

あ、お墓に入りたくないんだったワタシ…。

 

あのさ、何でも言えばいいってもんでもないってことあるじゃない?

 

だけど今、この場合は何で嘘つく必要がある?ってなるじゃないですか。

 

嘘つくつもりはないけど、言えないんですよ…どうしても。

 

近況報告の最中にさりげなく話せない

 

もちろん、どこかで聞きつけて『〇〇くん、何かあった?』とか聞いてきてくれた場合はちゃんと言いますよ…実際にも言ってます。

 

本当に仲がいい人にはタイミング見てこっちからもサラッと言えるからいいんだけど。

 

困るのは、道とかスーパーとかでバッタリ会った時の立ち話なんですよ~。

 

私、職場も近くてしょっちゅう用事で出されるもんだから、知り合いに遭遇する率高いのよね。

 

あ、あ~(⌒∇⌒)みたいに顔だけで挨拶って感じならいいんだけど、困るのは話好きな知り合い。

 

しかも、ビミョ~な距離感の知り合い。

 

だけどね、そういう人に限って受験の時とか『どこ受けたの?ね、〇〇くん、どこ受けたの?』とかガッツリ食いついてくるよね。笑

 

そんなこと言われると意地でも言いたくなくなっちゃう。

 

まぁ、大人げないので聞かれたらしぶしぶ言いますけど。

 

で、そんなノリで『ね、〇〇くんどうしてるの?まだ遠距離で通ってるの?一人暮らし?就職もあっちでするの?』なんて矢継ぎ早に聞かれてる中、『あ、やめたんだよね~大学…。』とかぶっ込めないじゃんなんとなく!

 

『え?なんでなんで?どうして今なの?何があったの?』なんてスーパーで騒がれた日にはさぁ。。。

 

何があったか、を一言で言い表せたら苦労しないっつ~んだよね。

 

だからと言って、その立ち話でこれこれしかじか…と話したくもないんですよ。

 

なもんで、普段の主義を折り曲げて、あいまいな笑みを浮かべて『あ~…相変わらずよ。』とか言ってしまう。。。

 

そのうちどっかから噂を聞くかもしれないのに。

 

無駄な罪悪感を抱きながら帰途につく羽目になるわけです。

 

でもまぁ、他人はそこまでよその子どもの動向に関心なんてないから、あとで多少つじつまがあわなくたって、そうだっけ?で済んじゃったりするけどね。

 

本当にお世話になった人にもなかなか言えない

 

息子が小学生の時にお世話になってたスポ少の責任者の方に会ったんですよ。

 

道でばったり。

 

その方は、とても息子のことを気にかけてくれて、大学まで競技を続けていることを本当に喜んでくれていたの。

 

大病をして、今もリハビリ頑張っているその方が、『あの子←息子 頑張ってる?』と満面の笑みで聞いてくれたその時、どうしてもやめましたって言えなかった~。

 

せめて、その方の中だけでも息子が頑張って通学して部活も続けててっていう姿を残しておきたいって思ったのかな。

 

どこまでも親バカですね…ダサい。

 

そして、あとあとまで罪悪感に苦しんでいるというわけです。

 

スピンアウトした息子を恥じてるわけでは決してない

 

だからと言って、進む道を変えた息子を恥ずかしいなんて全然思ってないんですよ。

 

成績優秀な妹よりも、生活力は断然あると思うので将来についても全く心配してない。

 

バイトもバリバリやって、あっという間にバイトの中の責任者になっちゃったし、合間を縫って運転免許の仮免取っちゃったし。

 

予備校のある日はガッツリ勉強してるし、なんなら学校行ってる時よりしっかりしてるくらいで。

 

しっかりものの、フリーターです( ´艸`)

 

今しかできないことを思いっきりやってほしい、決めたことをきっちり実現させてほしい。

 

私の願いは常にそれだけ。

 

だけど、私が今していることはなんか息子の決断を恥じて隠しているようで…そっちにも罪悪感をずっしり感じてしまう。。。

 

ごめんね息子…そんなことは全く思っていないんだけど…。

 

もともとやっていたことが、とんでもなくハードな両立だったので…それを手放したことを、やっぱキツイもんね~!続かないよね~!と思われたくない…のかな?

 

そんなことを言おうものなら『俺は人が何を思っても全く!気にならないから平気。』と軽くあしらわれて終わりです。

 

いつの間にか親の私よりも大人になってしまったのかもね。

 

とにかく今は、目指している試験に受かって、目指している仕事に就いて、一人前の社会人のスタートを切ってほしいと願ってます。

 

受験生の娘のことと共に、しばらく親バカの私の心配は続きそうですね。。。