こんにちは。香里です。
ずっと、どうにも這い上がれない気持ちを持て余しながらすごしていました。
もともと会社のことや家庭内のことで悩みはたくさんありましたけど、どうやら心のバランスを少し崩してしまったようです。直接の原因は愛鳥のピーコちゃんを失ったことでしたが…。
アラフィフの更年期世代って、足元をすくわれそうな悩みごとがいくらでも出てきますよね。
これからのことをいろいろと考えてはため息をつく日々でした。
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アラフィフクライシスってなんなの?
アラフィフ世代特有のいろいろな危機的状況のことをそんなふうに呼んだりします。
…あ、知らなかったんですけどね。こんな呼び方していることなんて全然。
いろいろなことを思い悩みすぎて心がガチガチになってしまったとき『これは…アラフィフクライシスとでも呼びたいよね…。』なんてふと思ったんですよ。
試しにググってみたら出てくる出てくる。やっぱ名前つけてる人いたわ。
そりゃあそうですよね。
体調は不安定。しかも長年の積み重ねで不調な箇所があちこち増える。背中には責任やら重圧やらの荷物をたくさん背負ってる。
しかも頑張っても…頑張った先にはなにがあるの?老け込んだ体と寂しさだけ?
若いころみたいに将来に希望がたくさん転がっているなんて思えるはずもない。武器もないまま危険な場所に乗り込んでいくような不安でいっぱいです。
更年期による体調不良
お年頃的に、更年期で体調が不安定だったり不調に悩んだりという人が多くなります。痛かったり、だるかったりしんどかったり。痛みや不調はQOLを下げますよね。
私の場合は気温が上がると途端に具合が悪くなります。特に湿気に弱くて…湿気の多い日は呼吸も苦しくなりぐったりしてしまいます。ホットフラッシュもひどくなり常に不快なんです。
孤独感
配偶者との積年の心のすれ違いによる孤独感だとか、子供の成長による独立で取り残された気持ちになることも。
またシングルを通してきた人はこれから先に対する不安が増してきたり。
それぞれの置かれた環境によっていろいろですが、どういった状況でも孤独を感じやすい年齢だといえます。
私は今まさに空の巣症候群の真っただ中といったところで、これは自分で気持ちを整理しないと乗り越えられないんだろうな…と思っています。
経済的な苦労や将来への不安
これはやはり年齢的に教育費によるものが大きいと思いますが。
覚悟はしていても、教育費のあの破壊力は計り知れないものがありますよほんとに。
あと住宅費も大きいですね~。
最近景気も悪化してる感があるし、これから収入が増える気がしないです。
現実に夫の会社のお給料激減してるし。←笑えない
物価も上がっているっていうのに消費税も上がるとか。。。
それなのに年金も足りそうにないから自分でなんとかしてみてね~ってどんだけだよ…と思う。
先々の支出のことを考えたり、次々壊れる家電やら家具やら什器やらのことを思うと胸が苦しいですからね。
ほんと苦しい。苦しいのに、少し前みたいにくそっ!頑張るぞ!って気持ちにどうしてもなれない。
ましてや自分で思うように働けなくなる老後のことなんか考えると胸が苦しいどころかフリーズしてしまうよ。
老化や劣化に対策や心が追いつかない
30代、40代も老けたなぁ…と我ながら悲しくなる場面たくさんありましたけどね。
スケールがもう全然違う。体型も崩れまくりだし。
白髪は爆発的に増えたし、シミやしわだって。手を見るだけでも老けたな~と悲しくなるし。まだこれからどんどん年取っていくんだなと思うと本当に遠い目になります。
よくネットの広告とかチラシとかで見かける『これで〇〇歳!』みたいな人っていったい何やってるんでしょうかね。。。
これを毎日飲むだけで!とか…んなわけなくね?と思っちゃう私はひねくれてるんでしょうか。
体力的にもこんな少しの段差でつまずいた!とか、ちょっと何かの作業しただけで足や腰を痛めたとか。体力の低下に悩むことが多くなります。
私はつい最近まで足が痛くなってひきずっていました。こんなことで?って思いながら自分でリハビリ中。
私の病気ブログ。王様の耳はロバの耳的な使い方してるので口汚いです。笑
親のこと
自分の親のことも、配偶者の親のことも…本当に、考えても答えの出ないことが多いです。
自分も老化していきますが、もっと早くに親は老化していっちゃうわけで…。
友達や知り合いも介護その他で悩んでいる人が本当に多い。
状況は違えど、自分も周りもそういう年齢になってしまったんだなと実感する日々です。
ちょっとあげただけで不安要素や悩みごとがこんなに出てきてしまうんですよね。
まさにクライシス。危機。
アラフォークライシスなんてのもあるみたいですね。その年代ごとに悩みも不安もたくさんあるからね。
すっかり悩みのトンネルに入り込んでしまって、抜け出せなくなっていることに最近気づきました。
まだ起こっていない未来のことまで思い悩んでいる。
ある日鏡を見たら、マンガみたいに口がへの字に曲がっていることに気づいたんですよ。
ほうれい線が目立つ…とかそんなレベルじゃないの。への字、なんです。立派な。
ピーコちゃんのことがあったけど…大の大人がいつもいつも泣いてるわけにいかないじゃない。
で、我慢していたら口がへの字に曲がってしまったんですよ。ビックリしちゃって自分でも。
そういえば笑うこともなくなって…悲しみたくないから感情をあまり感じないようにしていたっていうか。
なもんで、能面みたいになった顔に口がへの字って…。ほんとうにひどい顔ですよね。
そのひどい顔を見て、せっかく生きているんだから前を向かなきゃダメだって思ったんです。
私を悩ませるできごとはたくさんあるけど、こんな顔していたってなにも解決しないじゃないって。
どうやって乗り越える?
だからといって、すぐに元気になれるはずもなくて。
でも前を向こうと思う気持ちは出てきました。日々いろいろなもめごとや、悩みごと、寂しいことなどつぎつぎ起こるので、またすぐにうなだれる日もあると思うんですけど。
カッコ悪くてもジタバタしながらそのつど乗り越えて行くしかない。
気持ちの持ちようだけではどうにもならないことがあるのはわかっているけど、どんな心持ちで生きていくかって大事だよね。
hoffmaninkによるPixabayからの画像
への字口で過ごしていた私に、また前を向こうと思わせてくれたものがいくつかありました。
苦しくてガチガチに固まってしまった心を溶かしてくれるような温かさでした。
それは日々のできごとだったり、音楽だったり、偶然読ませていただいたブログだったり…。
長くなってしまったので、これについてはまた改めて書きますね。