こんにちは。香里です。

 

家の中に、賑やかな余韻を残して息子はまた勤務地に戻って行きました。

もちろん寂しいんだけど、けっこう大丈夫だった。

むりやりそう思い込もうとしているだけかもしれませんけどね。

 

でもね、別れ際の一言がちょっと『うっ!!!』だったので一度教えておかねば。笑

 

 

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もう会えないみたいじゃないのよ…

駅まで送って行ったんですけど…別れ際に息子が放ったひとこと。

 

『…じゃあ、元気で。』

 

わかる。言いたいことはわかるよ。しかしながら私は必死で笑顔で送ろうとしているのにそのセリフはやめてくれんか。

キミはこの別れに大きな意味を感じていないのかもしれないが、これでもう会うことはないかもしれないって思わせないでほしい。

こんな世の中だから、いつ何があるのかわからないわけで…遠く離れた息子にはこれで二度と会えなくなってもおかしくない。現に私はもう会えないかもって何度も思ったしね。

今だってなんとなくコロナは下火になった…風に扱われているけど毎日感染者は出ているわけだし。再び感染が爆発したらまた県をまたぐ移動が禁止になることだって普通にあるだろうしさ。

ここはたとえ次の予定がなくても『またね。』って言うのが正解なんだと思うよ。。。

 

まあ、このセリフのじゃあと元気での間にまた会う時まで…っていうニュアンスが入っているのはよくわかるけどね。でも言葉ってだいじ。

特に年寄りには言わないようにと今度言っておこうか。笑

うちの親なんか本当に寂しがっていて気の毒なくらいだからね。歳をとるともっと寂しくなっていくんだろうな。

 

会ってみて安心したこと

今回無事に帰ってきて、久しぶりに息子といろいろ話したんですけど思っていた以上にしっかり暮らしているようで安心しました。貯金もしているようだし、自分なりに健康に気をつかいながら暮らしている様子が垣間見えました。ほかの人と一緒に暮らしているので(社員寮扱いって感じね)自炊はしてないようだけど。

 

そして、ここで暮らしていたころよりもメンタルが安定していたことにホッとしました。親がいると甘えが出るのか、まぁ~昔から情緒がメチャクチャな子だったんだけど一人を経験することで自分のあやし方を少し勉強できたみたいで。LINEしたり、声をきいたりすることはあったのだけど実際に顔を見て話すと本当に落ち着いて来たなぁと思って。あたりまえか。もう立派な大人の年齢だもんね。

それでも何かにつけ心配してしまうのは、もはやしょうがないんだろうね。やめようと思ってやめられるものでもないし。

でも元気な顔を見られたので、しばらくそれを支えに暮らしていけそうです。

そっか、息子にしてみれば確かに『元気でいてくれよ』って思うんでしょうね。向こうは向こうで親の心配をしてるのかもしれません。気づかないうちに心配されるような年齢になりつつあるのかも。

離れた息子に心配させないように、自立した老人を目指さないといけないわね。あ…シニアって言おうかな。笑

 

送るそばから帰りを待っている

これってほんとうの無限ループですね。笑

一周回ってふりだしに戻った感じです。

でもたったの数日だったけど、日常の中に息子がいる生活楽しかったな…。

一緒にいたころからず~っと続くわけじゃないことはわかっていたけど、好物を作ってたわいもない話をして笑って…そんなことが幸せだったんだな~って思う。

息子がいて、ピーコちゃんがいて…うちの家族って本当に賑やかだったんだなぁとちょっと前までの日常を懐かしく思います。

一緒に暮らしていたころは心配やらめんどうなことやらたくさんあってため息ばっかりついていたくせにね。

でもやっぱり時は止められないんだから、ただ淡々と生きていくしかないのでしょう。

心の片隅で常に息子の帰りを待っている生活にまた戻っています。

娘があたりまえのようにいてくれる毎日も本当に大切にしないとな…と思うこのごろです。